自分にピッタリの入れ歯を長持ちさせるためには、お手入れやメンテナンスがとても重要です。
ここでは、お手入れやメンテナンスの方法や必要性についてご説明しましょう。

入れ歯を清潔に保ち正しく扱うことで、長持ちさせることができます。
◆義歯ブラシの使用
義歯ブラシは、入れ歯専用の歯ブラシです。毛の面積が小さい方では、部分入れ歯のバネや細かい部分を磨きやすくなっています。毛の面積が大きい方では、入れ歯の表面や裏面を磨きやすくなっています。
日に1度は、自分の体を洗うように入れ歯も義歯ブラシできれいに洗ってあげてください。
◆入れ歯洗浄剤の使用
入れ歯洗浄剤は、酵素系のものがほとんどで、入れ歯に付着した細菌を取り除いてくれます。
◆寝るときは入れ歯をはずす
四六時中入れ歯をつけたままにしておくと、粘膜に赤く跡がつきますので、寝るときには入れ歯をはずし、粘膜を休ませましょう。
◆入れ歯を保管する際は、水の中につける
入れ歯の素材はほぼプラスティックですので、乾燥すると変形したり、壊れやすくなります。入れ歯は必ず、水につけて保管しましょう。
お口の中の環境は日々変わるため、さまざまな問題が生じます。下記はとくに多く見られる症状です。定期的に検診を受け、早めに不具合を発見し、処置・調整を行いましょう。
◆汚れ
入れ歯は、材質や構造により違いはありますが、細かい傷がつきやすく、汚れや歯垢、歯石も付着しやすくなります。とくに「歯石」は歯磨きでは取れず、歯ぐきや既存歯へ影響を及ぼす可能性がありますので、定期的にプロの手で入れ歯をクリーニングしてもらいましょう。
◆バネのゆるみ
部分入れ歯についているバネは、使用しているうちにゆるんできます。ゆるんだままにしておくとバネのかかっている歯に負担がかかりやすく、抜歯の原因となってしまうので注意しましょう。
◆人工歯の削れ、欠け
入れ歯も人工物ですから、年月とともに削れて咬み合わせが変化してきます。人工歯は、レジン歯、硬質レジン歯、陶歯などがあります。レジン歯はプラスティックなので削れやすく、陶歯は削れにくいという利点がありますが、割れやすいという欠点もあります。
◆入れ歯があわない
入れ歯があわなくなる大きな原因は、入れ歯の装着による「顎の骨の吸収」と言われます。あわない入れ歯を使用していると顎の吸収がどんどん進むため、入れ歯はもちろん、インプラント治療も非常に難しくなります。
入れ歯は、もはやあなたの体の一部です。自分にあった入れ歯とともに、いつまでも快適な生活を送れるよう、日頃から入れ歯を大切に扱うことが大切です。




